学資保険はクレジットカード払いがお得?返戻率に影響する?そもそもカード払いが出来ない保険会社も!
学資保険の保険料の支払手段には、一般的な口座振替や送金などがありますが、クレジットカードで保険料を払うこともできます。
クレジットカード払いにするメリットとしては、「ポイントが貯まること」と「家計の管理がしやすくなること」です。
例えば、還元率1%のクレジットカードで保険料毎月15,000円を10年間払い込んでいくと、合計で18,000ポイント貯まることになります。
クレジットカード払いができる商品は、アフラック、JA共済、住友生命、三井住友海上あいおい生命、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命となっており、初回の保険料のみ取り扱っているのが、ソニー生命、かんぽ生命、第一生命、太陽生命となっています。
ただし、クレジットカード払いにする時の注意点もあり、カードの名義が契約者と同じではならないこと、カードの更新を忘れないこと、残高不足にならないように気を付けることが挙げられます。
最後には、各社の学資保険の支払手段と支払方法をまとめています。
ぜひ学資保険選びの参考にしてください!
目次
学資保険はクレジットカード払いが可能か?
学資保険では毎月保険料を払い込んでいくのが一般的ですが、そのときにクレジットカードで払い込んでいくこともできます。
意外に思うかもしれませんが、学資保険を検討している人の中にはクレジットカード払いのできる商品を探している人もいます。
実際私が営業職員だった頃、双子のお子さんを持つお母さんに学資保険を勧めたところ、「クレジットカード使えますか?」と聞かれたことがあります。
まず、クレジットカード払いを含めた学資保険の保険料の支払手段と、クレジットカード払いにすることのメリット等をお伝えしていきます。
学資保険料のクレジットカード以外の支払手段・払込方法
学資保険に限らず、保険全般の保険料の支払手段・払込方法には、以下のものがあります。
①口座振替扱
これは一般的な方法で、契約のときに指定した口座から保険料を払い込む方法です。
②送金扱
これは自宅に振込用紙が送られてきて、保険会社の指定した口座に送金する方法です。
口座振替などと異なり、自分から払いに行かなければなりません。
③団体扱
これは会社の給与から天引きされる形で、保険料を払い込んでいく方法です。
⑤窓口で振込む
これは窓口で出向いて保険料を払い込む方法で、かんぽ生命、JA共済、明治安田生命、フコク生命がこの方法を扱っています。
保険料の払い込みとなると、口座から引き落とされる方法しかないのかな?と思っていた人もいるかもしれませんが、クレジットカード払いを始め、多くの払込方法があるのです。
学資保険をクレジットカード払いにすることのメリット
クレジットカード払いにすることで、どのようなメリットがあるのでしょうか?
以下の2つのメリットが考えられます。
①ポイントが貯まる。
どこのクレジットカードを利用するかにもよりますが、ポイントが貯まっていくのが1番のメリットになります。
学資保険の保険料は契約にもよりますが、毎月10,000円~15,000円は支払うことになります。
それが約10~20年近く続きます。
例えば、還元率1%のクレジットカードで保険料毎月15,000円を10年間払い込んでいくと、毎月150ポイント貯まっていき、150ポイント×12か月=1年間で1,800ポイント、10年間で18,000ポイントも貯まることになります。
そして貯まったポイントで買い物をしたりすることができます。
②家計の管理がしやすくなる。
家庭によっては、普段の買い物は現金ではなく全てクレジットカードを使っているという人もいると思います。
カード派の人にとっては、学資保険の保険料もカード払いできれば、家計の管理がしやすくなるという人もいると思います。
クレジットカードの支払い状況は、今ではスマートフォンの専用アプリで簡単に確認することができます。
普段スーパーでの買い物や公共料金をクレジットカードでしている人にとっては、特におすすめです。
③わざわざ入金する必要がなく、手間が省ける。
自動的に振込が行われるので、手間が省けます。
つい、うっかり振込を忘れてしまった。ということも無くなり忙しい子育ての負担が減るなることもメリットの1つです。
学資保険を現金払いにした方がお得なケースはある?
逆に、現金払いにした方がお得なケースはあるのでしょうか?
学資保険の保険料の支払い方法には、年払い・半年払い・月払いがあるのが一般的です。
年払い・半年払いでは割引され、月払いよりも払い込む保険料の総額は少なくなります。
現金払いにした方がお得なケースは、クレジットカード払いの月払いにしたときに貯まっていくポイントと現金で年払い・半年払いにしたときに安くなる金額、どちらが大きいかによります。
例えば、ソニー生命の「学資金準備スクエア」の契約例でみると、保険金額2,000,000円で払込期間が10年間となると、
・月払いの保険料は15,540円となり、総額は1,864,800円になります。
・年払いの保険料は185,080円となり、総額は1,850,800円となります。
→年払いにすることによって、14,000円安くなります。
一方、還元率0.5%のクレジットカードで15,540円を10年間払っていくと、毎月ポイントが約78ポイント貯まっていき、10年間で9,360ポイントになります。
このように、カードで払った場合のポイントよりも、現金で年払い・半年払いしたときに安くなった金額の方が大きくなれば、現金払いにした方がお得といえます。
参考サイト⇒ソニー生命「学資金準備スクエア」
クレジットカード払いできる学資保険
クレジットカード払いができる学資保険は9商品もあり、そのうち初回・1回目のみ使えるのが4商品です。
ただし、各会社によって利用できるクレジットカードのブランドは異なります。
・アフラック
・JA共済
・住友生命
・三井住友あいおい生命
・損保ジャパン日本興亜ひまわり生命
初回・1回目だけクレジットカード払いができる学資保険
・ソニー生命
・かんぽ生命
・第一生命
・太陽生命
クレジットカード払いができない学資保険
もちろんクレジットカード払いのできない学資保険もあります。
・日本生命
・明治安田生命
・フコク生命
学資保険のクレジットカード払いでお得なのは月払い?年払い?一括払い?
次に、カード払いにしたときに、お得になるのは月払いか、一括払いかについて、解説していきます。
保険料の支払い方法には、先ほども述べたように、年払い・半年払い・月払いの他に、一括払いと全期前納払いがあります。
一括払いとは、契約時に一括で保険料を支払う方法で、月払いとは対照的です。
全期前納払いとは、保険料の総額を保険会社が一旦預かり、1年ごとに支払いに充てる方法です。
例えば、アフラックの「夢みるこどもの学資保険」や三井住友海上あいおい生命の「&LIFEこども保険」では、年払い・半年払い・月払い・全期前納払いができます。
保険料の支払い方法で一番保険料の総額が大きいのが、月払いで、それ以降半年払い→年払い→全期前納払い→一括払いと保険料の総額が小さくなります。
これは、所定の率で割り引いているからです。
割引率は各会社で異なるので、一概には言えませんが、カード払いにしてポイントがより多く貯まるという面から比較すると、ポイントがより多く貯まるのは、
多い順に「月払い→半年払い→年払い→全期前納払い→一括払い」となります。
例えば、ソニー生命ではカード払いができませんが、Ⅰ型で同じ条件で保険料を月払い・年払いで払っていくと、
・月払い 月15,792円 総額1,895,040円
・年払い 年188,088円 総額1,880,880円
となり、これを還元率1%のクレジットカードで払うとすると、
・月払い 18,950ポイント
・年払い 18,808ポイント
となり、月払いの方が142ポイント多く受け取れることになります。
ただし、「&LIFEこども保険」とJA共済の「こども共済」の全期前納払いではクレジットカード払いはできません。
他のカード払いができる会社の中にも、このように支払い方法に制限がある場合もありますので、確認するようにしましょう。
どのクレジットカードで学資保険を支払うのがお得か?
次に、学資保険の保険料を支払う際のおすすめのクレジットカードをご紹介します。
ポイントとしては、「還元率が高い」「年会費無料」「ポイントの使い道が多い」の3点が当てはまるカードをご紹介します。
①オリコカードTHE POINT
このカードの最大の特徴は、「還元率の高さ」です。
ポイント還元率は常に1%以上で、入会後6か月間はなんと2%となります。
例えば、最初の保険料月15,000円を半年間このカードで支払ったとすると、1か月で300ポイント、6か月で1,800ポイントにもなります。
さらに、500ポイントから商品交換ができ、「Amazonギフトカード」や「iTunesギフトコード」「WAONポイント」「Tポイント」「ファミリーマート」などを利用できます。
オリコモールという会員限定のショッピングモールもあり、AmazonやYahooショッピングなどでカード利用分+1%以上が還元されます。
年会費は無料なので安心して利用していくことができます。
さらに、2019年9月30日まで発行した人を対象に、所定の条件を満たせば、8,500ポイントがプレゼントされます。
②楽天カード
2つ目は楽天カードです。
これは楽天市場で買い物をする人に特におすすめです。
ポイント還元率は1%で、年会費も無料です。
オリコカードTHE POINTよりも取り扱っているブランドが多く、「マスターカード」「アメリカン・エキスプレス」「VISA」「JCB」となっています。
貯めたポイントは、マクドナルドやツルハ、くら寿司、Joshinなどで利用できます。
ただ地方では見かけない加盟店が多いのが難点でしょうか。
その他にも、還元率が1%以上のクレジットカードは多くあります。
ぜひ学資保険の支払いのためだけに使うカードというよりは、それ以外の目的でも活用できるようなカードを見つけてみましょう。
参考サイト⇒Orico「オリコカードTHE POINT」、Rakuten Card「楽天カード」
学資保険をクレジットカード払いする時の注意点
次に、クレジットカード払いする時の注意点を3つご紹介します。
①カードの名義が契約者と同じでなければならない。
これはクレジットカード払いできる保険会社のホームページに記載されています。
例えば、アフラックのホームページには「カードは、保険契約者の名義のものに限る」としっかり記載されています。
契約者をお父さんにする場合には、クレジットカードはお母さんのものを使うのではなく、自分のものを利用するようにしましょう。
②カードの更新を忘れない。
クレジットカードには有効期限があります。
その有効期限が切れる前に、新しいカードの更新手続きを行わなければいけません。
学資保険の保険料は10年以上支払うことが多いです。
その間にクレジットカードの更新時期は来ます。
特に特別な手続きは必要ありませんが、更新をしないと無効のカードとなってしまい、保険料が引き落とされないことになるので、注意しましょう。
③残高不足に気を付ける。
クレジットカードを申し込むときに指定した銀行口座にお金が十分に入っていないと、残高不足となり保険料を支払うことができません。
常に、口座に十分なお金があるかどうか、確認しましょう。
参考サイト⇒アフラック「保険料の支払いにクレジットカードは使えますか。」
学資保険を理解する
それでは、ここで学資保険の特徴やメリット、デメリット、子どもにかかる教育費などについて、解説していきます。
まだ学資保険がどういったものだか分からないお父さん、お母さんは理解を深めていきましょう!
学資保険の特徴
学資保険は、子どもの教育資金を貯めていくための保険です。
後ほどご紹介しますが、子どもを進学させるためには多額のお金が必要になります。
加入後、保険料を一定期間払い込んでいき、高校入学時や大学入学時、在学中に保険金を受け取る仕組みとなっています。
このような貯蓄の機能を持つ保険ではありますが、契約者となるお父さん、お母さんが万一死亡したり、高度障害になった場合には保険料が免除されつつも、受取時期にはしっかりと保険金を受け取れる保障の機能も持ち併せています。
貯蓄と保障の両方の機能を持っているため、お父さん、お母さんは安心して確実に、教育資金を貯めていくことができます。
事実、高校生以下の子どもを持つお父さん、お母さんの46.3%が学資保険に加入しています。
参考サイト⇒ソニー生命「子どもの教育資金に関する調査2018」
学資保険のメリット・デメリット
ここで学資保険のメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット:出産予定日140日前から加入できる。
商品によっては、出産予定日の140日前から加入できるものもあります。
産後は子育てに忙しくなり、加入したいと思っていても手続きをする時間が取れないことも容易に想像できます。
出産前から加入することによって、先述した契約者の万一の保障も出産前からついてきます。
そういった点においても、安心して教育資金を貯めていくことができます。
メリット:特約を付けて保障を充実させることができる。
特約を付けられる商品もあります。
特約には、保険料払込免除特約や医療特約などがあります。
医療特約については、通院まで保障してくれる商品もあります。
現在はケガなどは通院で治していく時代なので、通院まで保障してくれるとより安心感が増しますよね。
メリット:生命保険料控除が利用できる。
学資保険は生命保険料控除の対象です。
例えば、2012年以降学資保険に加入したとして、年間の保険料が180,000円(月15,000円×12か月)だとすると、控除額は40,000円となります。
そしてこの求めた控除額を使って、還付金額を求めることになります。
デメリット:返戻率が昔と比べると下がっている。
残念ながら、学資保険の返戻率は昔と比べると、下がっています。
マイナス金利の影響もあり、某保険会社の学資保険では5年前と比べると、10%は下がっています。
返戻率をアップさせる方法はいくつかありますが、その方法を使っても5年前ほどの返戻率は実現できません。
デメリット:保険金を受け取るときに契約形態によっては税金がかかる。
受取人が保険金を受け取った場合には、税金がかかることもあります。
税金のかかり方には2パターンあり、契約者と受取人が同じ場合には所得税と住民税がかかり、所得税は雑所得か一時所得になります。
契約者と受取人が異なる場合には、贈与税がかかります。
参考サイト⇒国税庁「生命保険料控除」
子供にかかる教育費はいくら?
次に、子どもを進学させるのにかかってくるお金はどのくらいか、解説していきます。
ソニー生命の調査によると、子どもの教育資金に不安を感じている親が72.6%と高い割合でいることがわかりました。
不安に感じる理由として1番多かったのが、「どのくらい必要になるかわからないから」でした。
確かに、今後どれくらい必要になってくるか明確にならないと、毎月どのくらい教育資金のために貯めていこう、保険にかけていこうというのが見えてこないですよね。
「高校、大学は私立」などとある程度進んでほしい道を決めている人もいれば、「それぞれの学校の教育費が分からないから、まったく決めていない」という人もいると思います。
教育費を貯めていく上で特にポイントとなるのが、「大学に進学させるかどうか」です。
国立にするか、私立にするか、文系にするか、理系にするか、1人暮らしをさせるかで必要な金額も全く異なります。
そこで、大学進学にかかるお金を中心にみていきます。
・幼稚園~高校
学校の区分 | 金額 | 備考 | |
公立幼稚園 | 682,117円 | ― | |
私立幼稚園 | 1,445,385円 | 公立より763,268円高い | |
公立小学校 | 1,934,173円 | ― | |
私立小学校 | 9,164,628円 | 公立より7,230,455円高い | |
公立中学校 | 1,433,090円 | ― | |
私立中学校 | 3,979,521円 | 公立より2,546,431円高い | |
公立高校 | 1,351,336円 | ― | |
私立高校 | 3,109,805円 | 公立より1,758,469円高い |
・大学
学校の区分 | 金額 | 備考 | |
国立、実家 | 5,243,000円 | ― | |
国立、1人暮らし | 8,123,000円 | 実家より2,880,000円高い | |
私立文系、実家 | 6,684,000円 | ― | |
私立文系、1人暮らし | 9,332,000円 | 実家より2,648,000円高い | |
私立理系、実家 | 8,091,000円 | ― | |
私立理系、1人暮らし | 10,739,000円 | 実家より2,648,000円高い | |
私立医歯系、実家 | 25,795,000円 | 国立、実家より20,552,000円高い | |
私立医歯系、1人暮らし | 29,568,000円 | ― |
このように、特に大学まで進学させるとなると多額のお金が必要になります。
大学の中でも国立なのか、私立なのかで大きな差があり、私立医歯系大学で1人暮らしをした場合には、なんと30,000,000円近くもかかります。
参考サイト⇒文部科学省「結果の概要―平成28年度子供の学習費調査 調査結果の概要」、生命保険文化センター「大学生にかかる教育費はどれくらい?」
学資保険シミュレーション
次に、シミュレーションをしていきます。
シミュレーションをしていくことで、どのように保険料を払い込んでいき、どのように受け取っていくのかが分かるようになります。
スタンダードなパターンを2つご紹介します。
①契約者30歳男性・子ども0歳、保険金額2,000,000円、保険料月15,500円、払込期間10年間、大学進学後毎年受け取る場合
・0歳から10歳まで保険料を毎月15,500円払い込んでいくと、総額1,860,000円になる。
・大学入学時18歳で400,000円、19歳で400,000円、20歳で400,000円、21歳で400,000円、22歳で400,000円と、総額2,000,000円を受け取る。
・この場合、返戻率は「2,000,000円÷1,860,000円×100=約107.5%」となる。
②契約者30歳男性・子ども2歳、保険金額2,000,000円、保険料月20,600円、払込期間10年間、大学進学時に受け取る場合
・2歳から10歳まで8年間保険料を毎月20,600円払い込んでいくと、総額1,977,600円になる。
・大学入学時に一括で2,000,000円を受け取る。
・この場合、返戻率は「2,000,000円÷1,977,600円×100=約101.1%」となる。
シミュレーションは各保険会社のホームページで行うことができます。
一部の会社ではシミュレーションサイトを設けていません。
その場合には、問い合わせて見積もりを出してもらいましょう。
学資保険の返戻率をアップさせる方法
次に、返戻率をアップさせる方法をご紹介します。
先ほども述べたように、学資保険の返戻率は昔と比べると下がっています。
これから紹介する返戻率アップの方法を理解して、できるだけ受け取れる金額を多くできるようにしましょう。
①加入年齢を早くする。
学資保険は加入年齢を早くすることで、返戻率を上げることができます。
メリットでも説明したように、出産前から加入できる商品もあります。
出産前に加入することによって契約年齢が1歳下がるのであれば、出産前の加入も検討してみましょう。
②保険料払込期間を短くする。
払込期間を短くするとは、例えば18歳払済を10歳払済にするといったことです。
もちろん払込期間を短くすることで、毎月の保険料は上がります。
③保険料を一括で払い込む。
先ほど、保険料の支払い方法には月払い・半年払い・年払い・全期前納払い・一括払いがあると説明しました。
その中でも一番総額が安くなるのが、一括払いです。
一括払いを取り扱っていない商品もあります。
その場合には、一番総額が安くなる支払い方法を検討してみてください。
④保険金額を大きくする。
例えば、保険金額を2,000,000円にするよりも3,000,000円にした方が返戻率は高くなります。
このように返戻率をアップさせる方法はいくつもあります。
営業職員は1つの学資保険契約に対して、多くの見積もりを出してきます。
一括払いは取り扱っているのか?この商品の中で一番返戻率が高くなる支払い方法は何なのか、聞いてみるのもアリです。
学資保険に加入するならいつがいい?
学資保険はなるべく早めに加入しましょう。
理由は遅くなってしまうと、
・返戻率が下がってしまう
・保険料が上がってしまう
・保障の開始が遅くなってしまう
からです。
もちろん子どもが2歳、3歳になってからでも、加入できますが、その場合、契約できるプランに限りが出てくることがあります。
例えば、アフラックの「夢みるこどもの学資保険」だと、17歳払済と18歳払済にできるのは子どもが満7歳までとなっていますが、10歳払済だと満5歳までしか契約できなくなります。
そういった契約のプランの幅が狭まるということも踏まえて、学資保険をなるべく早く加入するようにしましょう。
参考サイト⇒アフラック「何歳から何歳まで契約できますか?」
学資保険のおすすめ商品6選
最後に、おすすめの学資保険をご紹介して終わりにしたいと思います。
今回は、それぞれの商品で取り扱っている支払方法と支払手段(経路)を中心にご紹介していきます。
まだどこの会社の商品にしようか決めかねている人は、ぜひ参考にしてみてください。
①ソニー生命「学資金準備スクエア」
「学資金準備スクエア」は、2019年2月時点での契約数が1,470,000件となった人気の学資保険です。
保険金額2,000,000円の払込期間10年、年払いで108.0%と高い返戻率を実現しています。
この保険の支払手段(経路)と支払方法については、
・支払方法
月払い、半年払い、年払い、全期前納払い
・支払手段
口座振替、送金、店頭、クレジットカード(初回のみ)
となっています。
②日本生命「ニッセイ学資保険」
「ニッセイ学資保険」は、小学校から受け取れるプランもあります。
・支払方法
月払い、年払い、一括払い、全期前納払い
・支払手段
口座振替、送金
③アフラック「夢みるこどもの学資保険」
「夢みるこどもの学資保険」は、クレジットカード払いのできる商品です。
・支払方法
月払い、半年払い、年払い、全期前納払い
・支払手段
口座振替、送金、クレジットカード
④かんぽ生命「はじめのかんぽ」
郵便局と同じ郵政グループが運営するかんぽ生命の保険「はじめのかんぽ」も小学校から受け取れるプランもあります。
・支払方法
月払い、全期前納払い
・支払手段
口座振替、窓口、団体、クレジットカード(初回のみ)
⑤三井住友海上あいおい生命「&LIFEこども保険」
この保険は、ケガによる通院保障の特約も付けられる商品です。
・支払方法
月払い、半年払い、年払い、全期前納払い
・支払手段
口座振替、送金、集団扱い、クレジットカード
⑥明治安田生命「つみたて学資」
この保険は、受取時期も1プランしかないシンプルな学資保険です。
・支払方法
月払い、半年払い、年払い、全期前納払い
・支払手段
口座振替、送金、店頭
以上が主な商品の支払方法と支払手段についてです。
月払いはどの商品にもありますが、半年払いは取り扱っていないところもあります。
ぜひ参考にしてみてください。
参考サイト⇒ソニー生命「学資保険普通保険約款」、日本生命「注意喚起情報+ご契約のしおり定款・約款」、アフラック「ご契約のしおり・約款」、かんぽ生命「保険料のお払込方法」、三井住友海上あいおい生命「ご契約のしおり・約款」、明治安田生命「保険料のお払込み」
まとめ
以上、学資保険のクレジットカード払いについてでした。
クレジットカード払いにすると、一見難しそうに思うかもしれませんが、ポイントが貯まっていくことは非常に大きいことなので、ぜひ皆さんに選択肢の1つとして考えてもらいたいです。
ご紹介したとおり、還元率の高いクレジットカードもあります。
クレジットカードは即日発行できるものもありますので、気になるカードがあればぜひ申し込んでみてください。