医療保険はメリットなし?入院保険4つのメリット・デメリットをFPが解説

2024.07.16

医療保険(入院保険)

実際、医療保険に加入していればどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

加入者ごとのメリットとデメリット、保険会社ごとのメリットとデメリットをまとめました。

この記事を読めば契約者別に医療保険に入るメリットとデメリットが詳しく理解でき、なおかつ保険会社ごとの医療保険のメリットとデメリットを知る事ができます。

医療保険を検討する上で大きな判断材料となるので是非、読み進めていってください。

目次

医療保険のメリットとデメリット~加入者別に解説~

この章では実際のメリットとデメリットを考えるために医療保険の加入者を『親』、『子供』、『法人』の3パターンを想定しました。

それぞれメリットとデメリット別の計6パターンを例にあげて解説していきます。

親の医療保険4つのメリット

急な病気や怪我に対する保障=給付金が早い段階から受け取りやすい

子供を育てている親世代の夫婦どちらかが病気や怪我で入院や手術をすると、費用面でも普段の生活面でもそれなりの負担を強いられます。

医療保険に入らず高額療養費制度などの公的医療制度を使って負担額を軽減する方法もありますが、これだと給付金の受け取りに約3ヶ月程度の期間がかかってしまいます。

これは受診した医療機関が各医療保険に申請する診療報酬点数が確定してから、患者の自己負担額が計算され、さらに加入している協会の審査を経た後に上限額をオーバーした分の医療費が還付されるからです。

つまり、病気や怪我になった当初は医療費の全額を自身の貯蓄を使って賄う必要があるので、相当な貯金も必要となります。

この一時的とはいえ大きな経済的負担を減らすためにも医療保険に入っておくのはメリットがあると言えます。

医療保険には豊富な種類があるので自分にあったものを選びやすい

現代の医療保険は様々な保険会社が様々な被保険者に向けて商品を発売しています。

ガンや脳卒中、心臓病など1つ~複数の病気に特化した医療保険もあれば、女性特有の病気に対する保障が充実しているものや、高齢の方でも入りやすいような医療保険もあります。

医療保険それぞれで様々な種類、様々な特徴があるのでしっかりと内容を把握して自分の今の経済状態(保険料がどのくらい払えるのか)や、健康状態(病気や怪我をするリスクがどの程度あるのか)を加味して保険に加入する事ができます。

掛け捨てタイプを選べば保障がその都度見直しやすい

貯蓄性を重んじた医療保険もありますが一般的に医療保険は毎月の保険料が掛け捨てとなります。

掛け捨てタイプは支払った保険料が手元に戻ってくる事はありませんが、積み立てる要素がないので保険料が上がるタイミングで保障の見直しがしやすいのがメリットです。

保険料が上がるタイミングとは特約の更新を意味します。

多くの医療保険は主契約に特約をプラスする形で販売されており、この特約は保障期間が5年・10年と決まっています。

通常、更新のたびに保険料が上がりますがそれをきっかけに自身の健康状態やライフスタイルに応じて新しく保障を増やしたり、いらなくなった特約を減らす事で自身にピッタリの医療保険に加入しておく事が可能になるのです。

医療保険は加入してからもその都度、必要性に応じて最適な内容に変えていくべきなので、このスタイルが選べる医療保険はとてもメリットがあると言えます。

生命保険に比べても医療保険の保険料は安く済むパターンが多い

そして掛け捨てタイプの保険料は貯蓄性を重んじるタイプの保険料よりも圧倒的に安く済むパターンが多いです。

年齢が上がれば上がるほど病気や怪我によるリスクは増えていくものなので、きちんと自分で医療保険に加入して保障を準備しておく必要があります。

万が一の場合でも家族に残しておく葬式代やちょっとした貯金も確保しておく事を考えると、入院や手術への備えは貯蓄ではなく医療保険にしておいた方が無難です。

親の医療保険4つのデメリット

自身の健康状態によって加入できなかったり保障内容が削減される事がある

個人で加入している医療保険にありがちなデメリットですが、年を重ねれば健康状態によって入れる医療保険と入れない医療保険が必ず出てきます。

医療保険に入れたとしても保険料が高くなる場合もあれば、保障内容が制限され、加入から最初の数年は保障がされない不担保期間が付いてしまうなどの制約が付くケースもあります。

入院が短期で終わる場合に医療保険が役に立たないケースがある

どの医療保険に加入しているかによっても違いますが、あなたの加入している医療保険が5日以上入院しないと給付金が出ないタイプのものである場合は注意が必要です。

最近の傾向とし入院日数を減らして通院で治療を進める治療スタイルが主流となっているからです。

入院1日目や、入院する前の事前通院も保障してくれるタイプの医療保険に入っていないと入院していても給付金が出ないという事態に陥ってしまいます。

医療保険に支払う毎月の保険料は基本的に掛け捨てになる

メリットの部分では掛け捨て=保険料が安く済むという点をあげましたが、人によってはそれでも掛け捨てがイメージとしてもったいなく感じてしまうという人もいます。

医療保険に入るのであれば毎月の保障を買うためのコストとして保険料を認識できていないと、このデメリットは看過できないでしょう。

自分が入っている医療保険の保障内容をきちんと把握しておく必要がある

入院が何日目から保障されるのか、病気になった場合に給付金が支払われる細かな条件が何なのか、公的医療制度を使ってもカバーできない部分を医療保険で準備ができているのか…これらは医療保険に入った以上は全て自分で把握しておくべきポイントになります。

医療保険に入ったきりで一度も保障内容の見直しをしない場合や、公的医療制度の改定などのニュースに一切目を向けないのは危険です。

きちんとアンテナを張って自分の加入している医療保険に無駄がないか目を光らせる必要がありますが、これらが煩わしく感じられる人にとっては医療保険に入る事は大きなデメリットでしかありません。

親として医療保険に加入するのであればきちんと保障されている内容を自分自身で理解する必要性があります。

この理解が及んでいないと、メリットがいくらでもデメリットに転じてしまう傾向があるので注意が必要です。

子供の医療保険2つのメリット

赤ちゃんや幼児期に子供が入院した場合はかなり助かる

日本における子供に対する公的医療保険制度はとても充実していて、医療費は一律500円・処方箋などは無料になっている事から一見すると子供の医療保険はあまり必要ないように感じられます。

しかし、可能性はかなり低いものの先天性の病気や障害を持っている場合や、予期せぬ病気や怪我で手術や入退院を繰り返す子供も多かれ少なかれ実際にいます。

子供がかかりやすいちょっとした風邪でも重症化してしまい2~3日の入院が必要になった場合、必然的に親が付き添うために大部屋から個室に変更する、追加のベッド代が必要になる、母親が働いている場合は看病の間は仕事に穴をあける事になるので収入減にも繋がってしまう事があります。

可能性としてはかなり低いものの子供が入院する場合を考えると、子供に対して医療保険をかけておく十分なメリットはあると言えます。

傷害保険などの保障も付けられる保険だと小さな子供を持つ親にとって安心

小さな子供を持つ親であれば、子供自身の病気や怪我に気を配るのと合わせて注意してあげたいポイントがあります。

それは、個人賠償責任についてです。

物を壊してしまった、誰かに怪我をさせてしまったなど保育園・幼稚園や小学校に通いだした子供はちょっとした事でトラブルの加害者になってしまう場合もあります。

そんな時あると便利なのが個人賠償責任補償(保険)です。

医療保険にプラスするだけでこういった自身の怪我はもちろん他人や物に対する賠償責任も保障してくれる特約があります。

また、子供自身が事故や犯罪に巻き込まれて怪我をしたような場合でも保障してくれるので特にわんぱくな子供を持つ親であれば検討の余地がありますね。

子供の医療保険2つのデメリット

学資保険に医療保障を付けるタイプの保険は損してしまいがち

子供の医療保険に何をどこまで求めるかをきちんと考えていないと損をしてしまう場合があります。

例えば、子供の教育資金を貯める学資保険に医療保険がプラスされているタイプの保険に加入していたとしましょう。

お金も貯められて医療保障も準備できる一石二鳥の保険と思いがちですが、学資保険が満期を迎えた時点で医療保障も同時になくなってしまう点や、途中で解約した場合の解約返戻金が通常の学資保険より少なくなってしまうのは必ず押さえておきましょう。

1つの保険で貯蓄と医療保障の両方が賄えると思っていても場合によっては十分な貯蓄ができなかったり、学資保険が終わったタイミングで再度医療保険に入りなおす必要があるので注意が必要です。

子供の公的医療保障は充実しているので保険料が無駄になってしまう

もしも子供が大きな病気や怪我をしたら…公的医療保険制度だけでカバーしきれない部分を子供用の医療保険で補えるのは大きなメリットになります。

しかし、喜ばしい限りではありますが子供が特に大きな病気や怪我もせず健康に育っていった場合は保険料や保険そのものが無駄に感じられてしまうかもしれません。

子供を育てる上での医療上の安心を買う必要経費として保険料を捉えておく必要があります。

法人の医療保険4つのメリット

現役の経営者自身の保障と従業員への福利厚生が準備できる

法人の医療保険とは法人が契約者となり、経営者や役員を個別に被保険者にするような医療保険と、従業員が個人で加入できる医療保険の2つのタイプがあります。

それぞれ企業を経営している経営者にとっても、そこで働く従業員にとっても会社の制度として保障が充実している事は大変重要です。

経営者や役員を対象とした医療保険では、被保険者に万が一の事があった場合や病気や怪我などの入院があった場合に給付金が出ます。

従業員向けの医療保険では民間の保険会社が提供しているような医療保険とほぼ同じような内容で、より安い保険料で加入できるのがメリットになっています。

法人契約した医療保険の給付金は様々な用途で使う事ができる

法人が契約している医療保険で経営者や役員に対して給付金が出た場合、この給付金は様々な用途で使う事ができます。

例えば経営者や役員などの会社の運営の如何にかかわる人物が病気や怪我で一時的でも仕事から離れてしまうと、会社の経営も停滞してしまうのが一般的です。

それでも関係会社への支払いは簡単には止められませんし、従業員へ支払う給与の確保も必須です。

こんな時に経営者や役員を被保険者にした保険に入っていれば大変役に立ちます。

支払われた給付金を使って、会社の運転資金を補填する事も、従業員に渡す給与を確保する事も可能になるからです。

会社の貯蓄だけではなく、こうした保険の給付金を一時的な出費に充てられるのも会社経営をする上では大きなメリットとなります。

引退する際に経営者の生涯保障を準備する事も可能

経営者は基本的に一自営業者になるので、会社を退職してしまうと保障制度の全てを失ってしまうので、新しく保険制度に加入しなおす必要があります。

でも、経営者が退く年齢は大抵60歳を超えているので保険料の負担など一般の会社員に比べても負担が大きい事は容易に想像できます。

ましてや現役中に病気や怪我をしてしまっていると、加入できる医療保険も限られてきます。

そんな時は経営者が現役で働いていた時の保険を法人名義から経営者個人名義に変える手続きを取りましょう。

多くの場合、会社経営に携わっている間に保険料を払い込んでしまい、後は終身で保障が受けられるタイプの終身保険に加入しておくようです。

そうする事でしっかりとした保障を退職後もキープする事ができるのです。

月々の保険料は損金として扱えるので節税対策にもなる

法人が契約している医療保険に支払う保険料は、会社の帳簿上、損金として扱う事ができます。

つまり、月々の保険料が会社運営のためのコストとして認められています。

損金扱いにできる事で会社は所得税を軽減する事ができ、結果として節税対策もできます。

会社は経営していく上でこの所得税をきちんと減らしていく事も重要な課題なので、経営者や役員だけではなく、従業員にも嬉しい法人契約の医療保険はメリットが豊富にあるものなのです。

法人の医療保険2つのデメリット

給付金を法人から個人へ必要額以上渡すと給与課税の対象になってしまう

法人が契約する医療保険はあくまで契約者が法人です。

支払われた給付金を受け取るのは法人であり個人であってはならないというのがポイントです。

給付金を渡したのが例え被保険者である経営者個人に対してであっても、必要以上の金額、入院や手術のお見舞金として常識の範囲を超えたお金を渡してしまうとそれは給与所得と見なされてしまいます。

給与所得となるという事は課税の対象となってしまうので法人にとっても個人にとってもデメリットとなるため注意が必要です。

ちなみに常識の範囲内の金額とは社会通念上、お見舞金として許容される範囲の金額を意味します。

だいたい個人に対して5~10万円支払うのが一般的とされています。

慶弔見舞金などの諸制度も会社としてきちんと整えておく必要がある

法人が受け取った給付金をお見舞金として、社会通念上の範囲内で個人に渡す場合でもちょっとした注意が必要です。

法人はお金の流れをきちんと説明立てておく必要があるため、お見舞金であっても慶弔見舞金といった制度を設けて勘定科目をきちんと整備しておく必要があります。

法人として医療保険に加入しておく明確なメリットは沢山ありますが、そのメリットをキープしておくには併せて法人のシステムや企業体制を万全に整えておく必要があります。

ただ漫然と医療保険に入っているだけではデメリットになってしまう場合があるので注意しましょう。

保険会社ごとの医療保険のメリットとデメリット

続いてこの章では各保険会社が扱っている医療保険にどのようなメリットとデメリットがあるのかを見ていきます。

女性向け医療保険のように誰か特定の対象者を想定した医療保険はあえて抜粋し、スタンダード・もしくは誰しも将来的に抱えるリスク(介護や認知症など)をサポートしてくれる医療保険を例に取ってご説明していきます。

それぞれの保険会社の医療保険の特徴が分かれば、自分にとってどの会社の医療保険がメリットなのかきちんと理解する事ができますよ。

アフラックの医療保険のメリットとデメリット

アフラックには4つの医療保険があります。

スタンダードタイプの『ちゃんと応える医療保険EVER』、女性特有の病気に特化した『ちゃんと応える医療保険レディースEVER』、介護にも備えられる『ちゃんと応える医療保険介護EVER』、持病があっても入りやすい『ちゃんと応える医療保険やさしいEVER』のEVERシリーズです。

それぞれ共通したメリットとデメリットをあげていきます。

アフラックの医療保険のメリット

アフラックの入院保障は日帰り入院でも一律5日分の給付金が受け取れる

入院が5日未満になってしまうと保障対象外となる保険会社もある中で、アフラックは日帰りの入院でも一律で入院給付日額を5日分出してくれます。

もちろん、5日目以降の入院は入院日数×日額で入院給付が受け取れます。

入院一時金特約を付けておけば入院前にかかる費用もカバーできる

入院する前は事前準備のための交通費や入院時に必要な生活用品などを揃えるのにお金がかかるケースが少なくありません。

そんな出費にも対応できる入院一時金特約を付けておけば入院費用を包括的にカバーしやすくなる。

働けなくなった場合・介護・精神疾患・認知症に備えられる特約がある

通常の医療保険に特約としてプラスできる様々な特約があるのもアフラックの医療保険の特徴の一つになります。

入院や在宅治療による就労困難を保障するものや、精神疾患で働けなくなった場合を保障してくれるもの、介護認定が下りた場合や認知症で要介護状態になった時に30万円~500万円まで10万円単位で保障金が設定きるようになっています。

ガン・急性心筋梗塞・脳卒中になった場合は保険料が免除される特約がある

ガンと診断された・急性心筋梗塞か脳卒中で20日以上の治療入院か所定の手術をした場合は保険料を払わずに保障が継続されます。

※ただしガンの場合は保険を契約してから保障が開始されるまで3ヶ月間の待ち期間を経てから保障が開始されるので注意が必要です。

ガン・急性心筋梗塞・脳卒中になった時の一時金が受け取れる特約が終身

三大疾病にかかった時には当面の生活費をカバーする必要が必ず出てきます。

三大疾病一時金特約を付けておけば、保険期間が終身で一時金として50万円を受け取る事ができます。

ガン・急性心筋梗塞・脳卒中で1年以上入院した場合の保障は日数制限なし

かこれら三大疾病(ガン・急性心筋梗塞・脳卒中)で入院した場合は1回の入院限度日数の365日ないし通算1,095日が無制限で保障されます。

通院保障を付けておけば入院前の通院も保障される

入院する前の60日以内と、入院してから退院した後の120日以内の通院が保障されます。

期間は合計30日間と決められており、通院給付金(日額)×通院日数が給付金として出る保障内容です。

アフラックの医療保険のデメリット

退院した日の翌日から180日以内の再入院は保障の対象外となってしまう

再入院は約半年間、保障の対象外となります。

例え別の病気であったとしても1回の入院をした後は対象とならないものになります。

手厚い保障内容の特約がのきなみ10年更新なので保険料が上がるリスクがある

病気や怪我で入院、働けなくなった場合など比較的、細かなケースを想定しているアフラックの医療特約ですが、ほとんどの特約が10年で自動更新されるという点には注意が必要です。

当然、保険期間中に保障の対象となる事があれば更新のタイミグで保険料が上がってしまう場合もあるからです。

また、行政の制度変更など細かな予算変動は起こる事なのできちんと無駄をなくすようそういった機関にもチェックを入れておきましょう。

病気や精神疾患による就労保障は一時金が給付されるのが1回のみになる

他の医療保険で取り扱いは少ないものの医療保険に特約で就労保障が付けられるのはアフラックの医療保険全体における大きなメリットです。

しかし、この就労保障で給付金を受け取れるのが1回のみという点は注意しておきましょう。

精神疾患は何がきっかけで再発するか読みづらい病気の一つなので度重なる治療に対応していないのがデメリットです。

オリックス生命の医療保険のメリットとデメリット

オリックス生命もアフラックと同じように4つの医療保険があります。

スタンダードな医療保険にあたる『新CURE』と女性のための医療保険にあたる『新CURE Lady』はアフラックと同じような構成になります。

オリックス生命はこの他に持病がある人でも一生涯のサポートが受けられる『新CURE Support』と、ガンの治療に特化した『がん保険 Believe』があります。通販限定の新キュア<かんたんプラン>

オリックス生命の医療保険のメリット

保険料が上がらないのに保障は終身で受けられる

新CUREと新CURE Ladyに関してはお手頃な保険料で病気や怪我による入院や手術を終身で保障してくれます。

さらに加入した時の保険料は一生涯あがりません。

医療保険にありがちな「特約の更新のたびに保険料が上がっていく」という現象は起きないので、保険料が上がる事に抵抗がある人にとってはかなり大きなメリットとなります。

支払い限度日数が病気や怪我であれば60日・七大生活習慣病は120日に

オリックス生命の医療保険は病気に手厚く設計されています。

病気や怪我が60日…約2ヶ月間の保障期間であるのに対し、七大生活習慣病(ガン・心疾患・脳血管疾患・糖尿病・高血圧性疾患・肝硬変・慢性腎不全の7つ)であれば約4ヶ月間もの間、支払い限度日数があります。

ガン・心疾患・脳血管疾患の3つは支払限度日数が無制限

さらにガンと狭心症や心筋梗塞に代表される心疾患、脳梗塞やくも膜下出血が分類される脳血管疾患の3つにかかった場合は支払限度日数が無制限になります。

病気へのリスクを強く感じている人にとってはオリックス生命の医療保険はとても心強くメリットの多い医療保険と言えます。

入院しても入院していなくても約1,000種類の手術を保障してくれる

入院の有無がその他の給付金の支払い要件になる事が多い医療保険ですが、オリックス生命は少し違います。

公的医療保険制度の対象となるような手術や治療全般を受けた場合、入院中であれば入院給付金(日額)の20倍、外来の場合には入院給付金(日額)の5倍の金額を回数無制限で支払ってくれます。

先進医療一時金という特約で先進医療給付金の10%が一時金として支払われる

先進医療を受けた時の治療費(技術代)を保障してくれる医療保険は沢山あります。

先進医療に関する特約は各保険会社共通で保険料も安く設定されているのが一般的です。

これは先進医療を受けられる医療機関が限られている事などが関係していて、先進医療を受けるとなると、治療費以外にも移動や宿泊など付随してくる費用も増える傾向にあります。

そんな一時的な費用をカバーしてくれる先進医療一時金という給付金もあります。

安い特約だからというだけで先進医療特約を捉えず、こういった一時金の特約もセットで付けられるのはオリックス生命の医療保険におけるメリットと言えます。

加入者限定の特典として無料で受けられる4つのサービスがある

オリックス生命の保険に加入していれば下記4つの電話相談が無料で受けられます。

24時間電話で健康相談に乗ってもらえるサービス、セカンドオピニオンが聞けるサービス、糖尿病専門で治療中の人はもちろん未受診の人でも質問相談ができるサービス、介護と認知症に関する様々な質問をケアマネージャーなどのスタッフに相談できるサービスです。

病気や怪我に関する質問を、保険の給付に関する窓口で同時に質問できるのはかなり手間が省ける上にしっかりと加入している医療保険を生かしやすい環境が整っています。

オリックス生命の医療保険のデメリット

選ぶ保険によっては死亡保障がないものや解約してもお金は戻ってこない場合も

新CUREと新CURE Ladyは死亡保険金や解約時の返戻金がありません。

つまり毎月の保険料は掛け捨てで、保険期間が終了してしまうと保障の一切がなくなってしまうので一生涯の保障を準備したい人にとってはデメリットになります。

病気や被保険者が限定的にはなるので手広く保障を準備しづらい

三大疾病や七大疾病などかかりやすい病気に的を絞った医療保険のラインナップと、健常者・女性向け・持病のある人向けと対象となる被保険者が明確になっているのがオリックス生命の医療保険の特徴です。

しかし、就労系の特約がない事や、通院のように少額でもじわじわと負担になるような費用については一時金での保障となるので日額が設定されていません。

例えば基本となる医療保険に細かく特約をプラスしていきたい人や、通院などの保障を日額で準備したい人にとってはデメリットに感じやすい部分があります。

通院保障にあまりスポットが当てられていない

前項でも取り上げたように、基本的に入院に関しては日額の保障が付いているものの手術を受けた、先進医療を受けたなど1回につきいくらというスタイルの主契約と特約を基本的に扱っているのがオリックス生命です。

つまり、1回大きな病気や怪我で入院をして一時金が必要な人にとっては手厚い保険ですが、通院を繰り返すような人にとっては少々不安が残る医療保険と言えます。

ソニー生命の医療保険のメリットとデメリット

学資保険と聞いてまず頭に思い浮かべる保険会社という人も少なくないのがソニー生命です。

医療保険は3種類を準備していてとてもシンプルな構成となっています。

それぞれの医療保険で給付日数を選ぶ事ができたり、保障内容を追加する形で充実した保障となるよう設計されているのが特徴です。

ソニー生命の医療保険のメリット

入院給付の支払限度額が最大730日もサポートしてくれる保険がある

ソニー生命は基本的に万が一の入院は長期化するという想定の下で保険の保障内容を決めています。

だいたいの保険会社は入院給付金を60日型・120日型の2パターンで用意していますが、ソニー生命は360日型と730日型の2パターンを追加した計4パターンものもあります。

自分が骨髄ドナーになった時の一時金もサポートしてくれる

あまり知られていませんが、骨髄ドナーになり骨髄を提供するための手術はドナー側が負担する事になっています。

そうなった場合に保険を契約してから待ち期間1年以上を経ていれば入院給付日額×20倍の手術給付金を受け取る事ができます。

ガン・心疾患・脳血管疾患の三大疾病に手厚い保障内容となっている

ソニー生命の医療保険はガンと心臓疾患、脳血管疾患に伴う入院は長期にわたると仮定していて、その入院に備えた給付を手厚くしてくる部分があります。

例えば、脳内出血で入院した場合、退院できた人でも平均4ヶ月入院しており、現在も入院し続けている人はなんと4割程度の人が1年以上入院しているそうです。

そんな三大疾病において入院給付や手術の一時金を手厚く保障する保障内容となっているのがソニー生命の医療保険のメリットになります。

保健師や看護師、専門医に無料で24時間電話相談できるサービスがある

ソニー生命の保険に加入していれば、原因不明の症状に対して何科の医療機関を受診すればいいか相談に乗ってくれます。

自身が受けているもしくは受ける予定の治療のセカンドオピニオンを仰ぐような使い方もできるホットラインが用意されています。

病気の予防と治療についてのお役立ち情報が載っているサイトを無料で見られる

自身の健康管理方法について考えたい、手術数や実際の治療内容はどの病院が良いのか知りたい、自分で受ける人間ドックなどの検査を割安な価格で受けたいというような知りたい情報が載っているWEBサイトをソニー生命が運営しており、ソニー生命の保険契約者であれば登録するだけでこれらの情報を閲覧する事ができます。

ソニー生命の医療保険のデメリット

病気でも怪我でも入院給付は5日以上の入院を経てからになる

昨今の入院事情を見ていると入院日数が圧倒的に短縮され、通院しながらの治療による完治を目指すパターンが大半を占めます。

ソニー生命の医療保険は長期入院に手厚い保障内容となっているので、場合によっては保険料だけが無駄になってしまう可能性があります。

チューリッヒの医療保険のメリットとデメリット

チューリッヒ生命にはガン保険と通常の終身医療保険/女性向けの終身医療保険、そして三大疾病に備える医療保険の4つがあります。

保険料も上がってしまいますが、基本的に自分で好きなように保障内容を組み立てやすいのがチューリッヒ生命の医療保険の特徴です。

チューリッヒの医療保険のメリット

長期化しやすい病気と通院が増えている現状の両方を保障してくれる

入院が短期化しているという最近の入院事情と、特定の病気においては入院が長引く傾向にあるという2つの相反する状況を踏まえて保険の種類や特約を選ぶ事ができます。

統合失調症のようなストレス性の疾患にも対応している

一般的な医療保険は怪我や病気に備えるもので、この病気に該当するのは身体における疾患がメインとなります。

いわゆる精神的な要因に起因する症状については保障の対象外となっている医療保険が多い中、チューリッヒ生命の医療保険はこういったメンタル系の病気の保障の対象となっています。

しかも、入院が長期化しやすいのも精神的な病気の一つの特徴になるので、そういった状況にも対応しやすい構成となっています。

女性だからこそかかりやすい病気や陥りやすいリスクに備えられる

比較的フレキシブルな保障内容を設定しやすいチューリッヒ生命ですが、それでも女性に向けた医療保険は別枠で用意されています。

基本的には女性特有の病気になった場合の給付日額を上乗せしてくれるというスタイルで、乳がんや子宮がんはもちろん、リウマチや流産・帝王切開にかかる費用にも対応しています。

働けなくなってしまった場合の保障も医療保険に付ける事ができる

チューリッヒがおすすめする基本的なパックではなく自由設計で保障内容を組み立てれば、病気による入院で60日以上働けない状態が続いたり、不慮の事故や病気によって高度障害状態になってしまった場合、身体的な理由はもちろんストレス疾患によっても仕事ができない状態に陥った場合、年金形式で給付金を受け取る事ができます。

チューリッヒの医療保険のデメリット

保険料が掛け捨てなのできちんと最適な保障内容を自分で選ぶ必要がある

チューリッヒ生命の保険は医療保険に関わらず特約を付けたり取ったりする事で自分にピッタリの保障内容を準備しやすいのが特徴になります。

しかし、裏を返せば自分でしっかり保障内容を見極めて保障内容を設計する必要があるという事です。

保険料が掛け捨てになるのであれもこれもと保障を付けていても結局は毎月保険料を払うだけで終わってしまうパターンにも陥りかねないので注意しましょう。

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の医療保険のメリットとデメリット

最近テレビCMは見かけるものの医療保険と聞いて一番に名前があがる会社ではありませんが、細かな保障内容が充実したラインナップを誇るのが損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の医療保険です。

対面販売はもちろん通信販売限定の保険も多数あり、郵送手続きだけで簡単に加入できるのも魅力的です。

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の医療保険のメリット

健康で喫煙をしないという所定の要件を満たせば

まず自身の健康状態が良好であり、1年以上タバコを吸っていないという人は最大30%ほど毎月の保険料が安くなる健康体料率特約があります。

健康に意識を配りながらタバコを吸わないという人にとってはとてもお得に医療保険に加入できる仕組みとなっています。

保険料が加入時のままで保障が一生涯続く

保険によっては逓減払い込み方式というものにすれば5年経過するごとに約5%ずつ月々の保険料を減らしていく事ができます。

基本的に加入時の保険料が一生涯続くのもポイントです。

精神疾患や病気で所定の状態に陥った場合、年金形式で給付金が受け取れる

統合失調症やストレス由来の障害や摂食障害などの精神疾患や、七大疾病が原因で所定の状態になれば2~5年の間、毎月、生活サポート年金として給付金が受け取れるようになっています。

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の医療保険のデメリット

定期保険の掛け捨てタイプになってしまう

医療に対する備えとして医療保険に入るので、当然、保障は一生涯終身で準備しておきたいものです。

しかし、逓減型の医療保険は定期保険になるので保険が満期を迎えると保障がなくなってしまうので注意が必要です。

また、保険料も掛け捨てタイプになるので解約した時や満期を迎えた時であっても手元にお金が戻ってこないという点は頭に置いておいてください。

逓減型の払い込み方法をとれば他の保険会社よりも保険料が割高になってしまう

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命だけで医療保険を検討しているのであれば問題にはなりませんが、基本的に同じような保障内容になった場合、逓減型を採用して他社比較をするとこちらの会社は保険料が割高になってしまう傾向にあります。

住友生命の医療保険のメリットとデメリット

住友生命で扱われている医療保険は2つです。

スタンダードなタイプのものと、健康上の不安から医療保険への加入を諦めていた方でも入れる保険があります。

住友生命の医療保険のメリット

Vitality健康プログラムで楽しく健康増進しながら様々な特典を受けられる

まず、スタンダードタイプの医療保険に該当するドクターGO Vitalityはオンラインで健康チェックを受け、日々の運動やスポーツイベントに参加する事でVitalityポイントなるものが獲得できます。

このポイントプログラムを利用して、血液検査が割引ないし無料で受けられたり、フィットネスクラブの月額利用料やスポーツ用品の割引が受けられるなどの様々な健康維持に関する特典が受けられます。

更に、健康状態のステータスによってはホテルの宿泊費が割り引かれたり、提携している企業のサービスが割引になるといった広範囲の特典が受けられるようになっています。

日帰りの入院から長期の入院も保障してくれる

入院した場合は一時金と日額の給付金が出る仕組みになっています。

怪我や病気の入院や手術も基本的には一時金を給付してくれる形で保障されていて、他にも骨折や顔に怪我を負った場合などを保障してくれる特約があります。

ガンの3大治療をした場合は薬物治療給付が120ヶ月受け取れる

ガンの治療のために公的医療保険制度の給付対象内である抗がん剤で治療をした・疼痛(とうつう)緩和薬といってガンによる痛みを取り除く薬を使用ないし処方された場合にこの給付金を最大で120ヶ月受け取る事ができます。

住友生命の医療保険のデメリット

Vitalityの利用料が毎月の保険料に上乗せでかかってくる

楽しく健康増進をしたい、フィットネスやスポーツイベントに興味があるという人にとってはとても魅力的なVitalityプログラムですが、そういった運動に時間を割きたくない人や根本的に運動があまり好きではないという人には少し厄介なプログラムになります。

もちろん、Vitalityを利用しないという手段もありますがそうなると住友生命の医療保険に加入する意味合いも考えてしまうところです。

自分の必要な保障を組み合わせられる医療保険ではあるものの、どうしても他の保険会社の医療保険よりも毎月の保険料が割高になってしまう点が気になる人にとってはデメリットになってしまいます。

公的医療保険制度で賄えてしまう可能性がある

特約の詳しい特記事項を見ていると、公的医療保険制度で対象となっている治療を受けた場合…という記載を目にします。

つまり、これらの特約を付けると公的医療保険制度

で賄える部分を追加でサポートしてくれるという事です。

もちろん病気や怪我の状態によっては公的医療保険制度でカバーできる範囲以上の出費を必要とする場合も出てくるので、必要と感じる人にとっては大事ですが、医療保険を公的医療保険制度で賄えない部分を賄いたいと考えている人にとってはデこちらもメリットになってしまいます。

メットライフ生命の医療保険のメリットとデメリット

メットライフ生命でも基本的な4パターン、通常の医療保険と女性向けの医療保険、終身で持病など健康に不安のある人でも加入できる医療保険と、支払った保険料の全額から受け取った給付金を差し引いた分を戻してくれるタイプの医療保険があります。

メットライフ生命の医療保険のメリット

給付金を受け取らなかった場合、5年ごとに5万円の健康祝金が受け取れる

継続した10日以上の入院をしていなければ、5年ごとに5万円の健康祝金を受け取る事ができます。

その期間も契約してから最大90歳迄受け取る事が可能です。

実質、支払った保険料が返ってくる医療保険がある

医療保険は基本的に支払った保険料が返ってくる仕組みに重きを置いている保険会社は少なく、多くは保険料が掛け捨てになっています。

でもメットライフのリターンボーナス付き終身医療保険であれば支払った保険料の全額が実質全額戻ってきます。

総払い込み保険料の合計から受け取った給付金を差し引き、健康祝い金や生存還付給付金を追加した金額が、保険料払い込み期間終了時に手元に返ってきます。

メットライフ生命の医療保険のデメリット

保険の払い込み期間や給付金の日額が基本的に決まっている

どこの保険会社でもある程度、契約できる期間などには大まかな決まりがあります。

メットライフ生命の場合はこの設定されている期間や給付金の金額が比較的狭い範囲で設定されており、保険内容の自由度が低いという点があげられます。

プルデンシャル生命の医療保険のメリットとデメリット

プルデンシャル生命では他の保険会社と少し違った医療保険を取り扱っています。

まず、一つは長期入院に備えた解約返戻金抑制型入院保険、もう一つはガン診断保険です。

怪我よりも病気、さらには三大疾病とガンに対する保障が充実しているのが特徴的になります。

プルデンシャル生命の医療保険のメリット

終身タイプと定期タイプを選択する事ができる

多くの医療保険では終身になっている〇〇医療保険と、定期になっている××医療保険というように商品によって終身保険なのか定期保険なのかは決まってしまっていますが、プルデンシャルの医療保険はここを選択する事ができるので、他の保険会社には見られない特有のメリットと言えます。

給付金の手続きを簡単にしてくれるサービスがある

保険を契約してから2年経過している事が条件になりますが、入院した時に支払われる入院一時金という給付金が簡単な手続きで受け取れるようになっています。

こちらも多くの場合、退院して支払いを済ませてから保険会社に書類を提出し給付金を受け取れるようになっているところを入院が確定した時点でプルデンシャル生命に給付金請求できるのは、かなり入用となってしまう入院時にとてもメリットのある医療保険であると言えます。

プルデンシャル生命の医療保険のデメリット

それぞれの医療保険には型が決まっていてあまり自由に契約内容を選べない

解約返戻金抑制型と、ガン診断保険のいずれもかなりシンプルな構成となっていて保険の仕組みはとても分かりやすくなっています。

しかし、裏を返せば自分の好みに保険をカスタマイズするのは難しく、決まった保障を決まった期間受けられるのがプルデンシャル生命の医療保険の大きな特徴です。

医療保障は公的医療保険制度で賄うと決めている人にとってはニーズが合えばかなりシンプルで付き合いやすい医療保険になりますが、細かく保障内容を自分に合ったものにカスタマイズしたいという人にとってはデメリットの多い医療保険になってしまいます。

明治安田生命の医療保険のメリットとデメリット

明治安田生命の医療保険は基本的な医療保険と子供に向けた医療保険の2つ、そして50歳以上~90歳迄が加入できる終身医療保険と、持病があるような人でも入りやすい医療保険の計4つがあります。

明治安田生命の医療保険のメリット

入院の保障は終身で、治療に関する保障は定期になっている保険がある
50歳以上が加入する医療保険は内容がとてもシンプルでわかりやすい

入院や手術時の給付金額は一時金で決して大きな額が用意できるという訳ではありませんが、仕事を引退した後の老後に公的医療保険制度にプラスして保障を準備しておきたい人にとっては魅力的な医療保険となります。

死亡保障を付けない代わりに保険料も加入した時点からずっと変わらず手頃な保険料を実現しています。

健活プロジェクトという健康のフォローアッププログラムがある

先ほどの住友生命のVitalityよりもイベント気質が高いこちらのプログラムは明治安田生命が実施している健康維持をフォローしてくれるものです。

セルフで血液年齢を調べる事ができますし、イベントを通じて日々の運動をサポートする点はVitalityと似ていますが、保険契約者に向けて保険の担当者が健康増進に向けたアドバイスをしてくれるなどより契約者に親身に寄り添っているのがポイントです。

明治安田生命の医療保険のデメリット

終身と定期の両方がセットになっている医療保険は保険料が高くなりやすい

手頃な保険料になっているとメリットの部分で触れていますが、それでもやはりスタンダードタイプの医療保険においては終身保険と定期保険がミックスされているので他社が扱っている普通の終身医療保険と比べると保険料が割高になっているのがデメリットになります。

まとめ

被保険者の立場や各保険会社の立場に立って、医療保険におけるメリットとデメリットを見てきました。

法人として契約する医療保険にはかなりメリットの方が大きく感じられましたが、親や子供にとっての医療保険についてはメリット・デメリット共に家庭の方針や考え方が色濃く反映されているのが良く分かりました。

各保険会社の医療保険におけるメリットとデメリットも同じで、保険料を安く抑えたい人にとっては掛け捨てタイプの医療保険はメリットが沢山ありますが、保険期間終了後にも終身保障がほしい人にとっては掛け捨てタイプの医療保険はデメリットでしかありません。

このようにどんな考え方で医療保険に加入しているかでもメリットと感じる側面はデメリットになる可能性があるという事ですね。

これを踏まえると、医療保険において大事なのは『自分が医療保険に入ってどんな保障がほしいのか』をしっかり把握しておく事です。

そうするとメリットとデメリットがしっかり判別できるので自分にとって無駄がない医療保険に加入する事ができます。

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