学資保険は出産前でも入れる?妊娠中にソニー生命やかんぽ生命の学資保険へ加入は出来るのか

2024.07.16

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学資保険の多くの商品で「予定日の140日前」から入れます。

学資保険に出産前から入るのには、多くのメリットがあります。

例えば、お父さん、お母さんの年齢によっては保険料が安くなる可能性があります。

学資保険の大きな特徴である「契約者に万一のことがあっても保険料の払込は免除され、保険金はしっかり受け取れる」といった保障は、出産前から加入しても同じです。

さらに、産後の忙しい時期に契約の手続きに時間を取られなくて済みます。

流産や死産してしまったときには、保険は無効になり保険料も戻ってきます。

もちろんデメリットもあり、産後には「子どもが被保険者になる」として正式に保険会社に通知しなければなりません。

医療特約を付けたいときには、産後に新たに手続きをします。

「学資保険に入る」ということは、その後の「ライフプランとお金」についても考えなければならないということです。

幼稚園、小学校、中学校、高校、大学の学費、公立・私立ではどれだけ違うのかなどを調べたうえで、学資保険で受け取る金額、時期を決めなければなりません。

例えば、中学の公立と私立を比べると、私立は公立の3倍近くのお金がかかります。

一方、学資保険以外でも教育資金を貯める方法はあります。

例えば、終身保険や投資信託、教育ローンなどがあり、それぞれに良さがあるので、学資保険だけに固執しないことも大事になります。

出産前に加入できる商品の一例は、ソニー生命やかんぽ生命、JA共済などであり、詳しい保障内容については、最後にまとめています。

ぜひご覧ください。

目次

学資保険は出産前(妊娠中)に加入するのがお得?

子どもの中学、高校、大学の教育資金を貯めるのに、学資保険に入るのは一般的です。

今や、多くの保険会社が販売している商品ですが、その中には「子どもが生まれる前に入れる」商品もあります。

「産前に入れるとは知らなかった」という人は多いでしょう。

「1人目は産後に入ったけど、2人目は産前に入った」という人も多いと思います。

そもそも出産前に入った方がお得なのでしょうか?

お得といっても、どのようにお得なのか?

具体的に、「いつから入れるか」「そのメリット、デメリット」等について見ていきます。

学資保険への加入時期は早ければ早い程良い

学資保険はできるだけ早い時期に入った方が良いとされています。

これは、産前の時期でもできるだけ早い時期に、産後であってもできるだけ早い時期に入った方が良い、という意味です。

そもそも「保険」は、できるだけ若いときに入った方が保険料は安くなります。

このことは知っている人も多いのではないでしょうか。

これは学資保険にも当てはまり、契約者となるお父さん、お母さんが26歳で加入するよりも、25歳で加入した方が保険料は安くなるのです。

さらに、お父さん、お母さんが若い時であればあるほど、返戻率にも変化がでてきます。

個人年金保険などもそうですが、契約年齢が若いほど、返戻率も高くなります。

学資保険はいつから加入できる?タイミングは?出生前加入特則って何?

具体的に「いつ」から入れるか知っていますか?

妊娠が分かったらすぐに入れるのでしょうか?

出産前に加入できるものには、「出生前加入特則」が付加されています。

「特則」は、よく耳にする「特約」とは厳密には異なりますが、同じく主契約を補うものと考えておいてよいでしょう。

これによると、「予定日の140日前から」とされています。

妊娠してすぐには加入できないのです。

商品によっては、「140日」の部分が変わってくるものもありますが、大体の商品は「140日前」から入れると覚えておいてかまいません。

参考サイト⇒ソニー生命「学資保険 無配当」

学資保険に出産前(妊娠中)から加入すると有利?メリットとデメリットは?

先ほど、親の年齢が若ければ若いほど、保険料は安くなり、返戻率も高くなると解説しましたが、その他にもメリットはあるのでしょうか?

一方で、デメリットも気になります。

以下、表にまとめてみました。

メリット デメリット
①出産前でも契約者に万一のことがあれば保障される。

②産後の忙しい時期に契約のための時間を取られなくて済む。

③産後速やかに書類を提出しなければならない。

④特約は生まれてからしか付けられない。

メリット①:出産前でも契約者に万一のことがあれば保障される

後ほど特徴でも解説しますが、学資保険には契約者が万一死亡・高度障害状態になったときには、保険料の払い込みが不要になり、なおかつ保険金は契約の際に決めた時期が来れば、しっかり受け取れる仕組みになっており、これはお父さん、お母さんにとってうれしい大きなメリットです。

産前に契約しても、この仕組みには変わりなく、妊娠中に契約者が亡くなっても、保障はしっかり続きます。

例えば、予定日の100日前に、契約者をお父さんとして契約し、生まれる前にお父さんが亡くなってしまった場合にでも、保険料の払い込みは免除されつつ保障は続きます。

そう考えると、産前に加入した方が断然良いと思いますよね。

メリット②:産後の忙しい時期に契約のための時間を取られなくて済む

産後は、子育てに忙しくなりますよね。

契約の際には、営業職員を自宅に呼ぶか、自分が営業所に出向くか、カフェなどに行くなりして、対面で手続きしなければなりません。

そういった時間を取られることを考えると、学資保険の契約手続きを早く片付けた方が良いと思います。

営業職員を経験した立場からすると、保険に加入しようとする人と直接会うことは絶好の機会であり、例えそれが契約の手続きの時間であっても、学資保険以外にも他の保険を勧めることもあります。

それは、「子どもが生まれる=保険の見直しの時期」とされているからです。

学資保険の手続きだけしようと思っていたら、より時間を取られてしまった、ということも十分に考えられます。

ですので、以上のことを考えると学資保険の契約は時間に余裕のある産前にした方が良いといえます。

デメリット①:産後速やかに書類を提出しなければならない

学資保険において、子どもは生まれたときに正式に「被保険者」となります。

その手続きのために、「生まれました」と保険会社に通知しなければなりません。

具体的には、保険会社所定の通知書と被保険者となる子どもの戸籍抄本、保険証券を提出しなければなりません。

生まれる前に保険契約の大体を済ませることができますが、たとえ産前に加入したとしても、産後にはこのようなちょっとした手続きをすることも大変だという人もいるかもしれませんので、一応ご紹介しておきます。

デメリット②:特約は生まれてからしか付けられない

子どもが入院したり、手術した場合に給付金が出る医療特約を付けられる商品もあります。

ただし、これは産後のみの取り扱いです。

もし医療保障も必要だと感じたら、子どもが生まれてから再度手続きするとことになります。

もし同時に入院や手術にも備えたいと考えているお父さん、お母さんがいれば、その点を覚えておきましょう。

以上、解説してきましたが、保険料が安くなるという時点で産前に入れる状態でしたら、加入した方が良いように思います。

子育てにはお金がかかります。

保険料は少しでも抑えたいものです。

参考サイト⇒アフラック「ご契約のしおり・約款 アフラックの夢みるこどもの学資保険 80ページ」

学資保険は、みんなは子供が生まれる前から?いつから加入している?

学資保険に加入したことのある人が、実際にいつ加入したかは気になるところですよね。

実際には、「子どもが0歳のときに入った」人が圧倒的に多い状況です。

やはり妊娠中に何社かパンフレットやホームページで比較して、生まれたら契約するパターンが多いように思います。

私が取り扱ったことのある契約も、お子さんが0歳のときでした。

私の友人も子どもが生まれてすぐに加入していました。

「学資保険は子どもが生まれてからでないと入れない」と思っている人が多い印象を受けます。

もしくは知っていても、「出産前に加入することのメリットを知らない」かだと思います。

自分の周りのお母さんたちはどうしたのか聞いてみるのも、アリでしょう。

学資保険ってどんな保険?

ここで、そもそも学資保険はどういった保険であるのか簡単に説明していきます。

大事な税金についても触れていきます。

学資保険の特徴

学資保険を簡単に説明すると、子どもの高校や大学入学時などの教育資金のために入る保険です。

公立、私立に通わせたいか、大学には進学してほしいかにもよりますが、子どもの教育費は膨大なお金が必要です。

そういった教育資金を貯めるための保険なのです。

契約時には保険料を子どもが何歳になるまで払い込むか、いつ保険金を受け取るか決めます。

そして、先ほども解説したように、契約者に万一のことがあれば保障は継続する仕組みもありますし、今回のテーマである出産前に加入することができる商品もあります。

学資保険の返戻率

加入する際に、一番気になるのは「返戻率」が良いか悪いかではないでしょうか。

「受取率」と表記する会社もありますが、同じと考えてもらっていいです。

過去に加入したことのある人は、なるべく返戻率を上げようとプランを何度も練り直し作成してもらったと思います。

現在の返戻率は105%前後、高くて110%未満といったところです。

大手の商品の中には、100%未満、つまり元本割れしているものもあります。

返戻率は、加入した年齢はもちろん、いつまで払い込むか、どのように保険料を払い込むか、受け取る保険金額がどのくらいかなどで大きく変わってきます。

以下、簡単に返戻率を上げるポイントをまとめてみました。

・加入する年齢を早くする。(26歳→25歳)
・保険料の払い込み期間を短くする。(15年間→10年間)
・保険料を一括で払い込む。
・受け取る保険金額を多くする。(2,000,000円→3,000,000円)

昔と比べると、返戻率は下がっています。

現在学資保険を検討している人で、今のままの返戻率では不満という人は一度営業職員に相談してみましょう。

学資保険の特約

次に、特約について解説していきます。

先ほど、デメリットでも解説したように、商品によっては医療特約を付けられるものもあります。

確かに通常の教育資金のための貯蓄にプラスして子どものための医療保障があれば、何だか充実した保険になるように思いますよね。

ただ、学資保険における医療保障の必要性は個人的には感じません。

そもそも子どもの医療費というものは、各自治体で助成してくれます。

自治体によっても制度の内容は異なりますし、全ての医療費を助成してくれるわけではありません。

ただ、こういった医療特約を付けることで返戻率も下がってしまうこともありますので、特約はおすすめしません。

学資保険は年末調整の控除対象となる

次からは税金関係について解説していきます。

保険に加入すると年末調整の際に控除を受けられることは知っている人も多いと思いますが、学資保険も対象となります。

具体的には、生命保険料控除の適用となり、所得税と住民税の税負担を軽くすることができます。

場合によっては還付金が戻ってきます。

自営業の人は確定申告で申請できます。

もちろん他の保険の加入状況によっては、適用限度額をすでに使っていれば、学資保険に加入したことでの税の恩恵は受けられません。

これから入る人、入っていて保険料を支払っている人は、控除できることについても覚えておきましょう。

学資保険は受取時に税金がかかる

そして、もう1つ税金関係の話をすると、保険金の受け取りの時には税金が受取人に課せられます。

税金の種類は、契約者と受取人の関係によって異なります。

・契約者=受取人の場合

この場合には、所得税と住民税が課せられます。

保険金を一括で受けとる際には一時所得、年金形式で何回かに分けて受け取る際には雑所得となります。

・契約者≠受取人の場合

このタイプはなかなかないと思いますが、贈与税が課せられます。

学資保険に入る際には、受取人を誰にするかもしっかりと考えて決めましょう。

出産前に学資保険に加入する時に準備するもの

それでは、出産前に加入する際には、どんなものを準備すれば良いのでしょうか。

出産前ということで、「母子手帳のコピー」が必要になってきます。

これは契約者がお父さんであっても必要になります。

そのほかは、他の保険契約のときと変わらず、運転免許証などの本人確認書類や、保険料の引き落とし口座のカードなどが必要になってきます。

あとは、会社が用意した申込書や告知書に記入するだけです。

加えて、手続きに関して付け足すと、もちろん保険契約の手続きなのである程度の時間はかかりますが、記入したり説明を受けたりする時間はそれほど長くありません。

今は手続きもタブレットを用いて行う会社がほとんどです。

学資保険の場合、手続きそのものの時間よりも、どのプランにするか決める時間の方が時間がかかることが多いです。

面談に時間を取られたくないという人は、あらかじめよく調べて「プランはこれにする!」と決めておくと良いでしょう。

もちろん営業職員がアドバイスをしてくるようであれば、それを聞き入れることも大事です。

万が一流産・死産してしまったら

出産前に加入したものの、万が一流産したり死産になった場合には、保険はどうなるのだろうと心配する人もいると思います。

この場合には契約は無効になります。

効力が無くなるということです。

そして、払い込んだ保険料は返ってきます。

流産になる前に保険料を月15,000円の2か月分払い込んでいた場合には、15,000円×2か月=30,000円がしっかり返ってくるということです。

出産前に入って損をしたということにはならないので、安心してください。

参考サイト⇒アフラック「アフラックの夢みるこどもの学資保険:Q&A」

学資保険以外にも出産前から教育資金を貯められる方法がある

ここまで学資保険に出産前から加入することについて解説してきましたが、教育資金を貯める方法はこれだけではありません。

例えば、終身保険や投資信託、教育ローンなどがあります。

私の友人は1人目の子どもには学資保険に加入しましたが、2人目は低解約返戻金型終身保険にしようか悩んでいると言っていました。

低解約返戻金型終身保険とは、終身保険の1種で、解約時に戻ってくるお金が一定期間低くなるという保険です。

投資信託には例えば、ジュニアNISAがあります。

ジュニアNISAとは、普通のNISAと対象となる年齢や投資の上限金額などが異なるもので、非課税の商品です。

それぞれにメリット、デメリットがあるので、よく吟味して教育資金を貯めるようにしましょう。

出産前に考えておく「ライフプラン」と「お金」、「教育資金」のこと

結婚し、出産する時には、その後どれくらいのお金がかかってくるのか、よく考えなければなりません。

もちろん考えた通りにはいかないことが多いかもしれませんが、しっかりとその都度その都度どのくらいお金がかかるか予想しておくことは、非常に大事なことです。

そこで子どもが生まれてから大学卒業(20歳過ぎ)まで、お金がどのくらいかかってくるのかについて、時系列でまとめてみます。

教育資金、教育費はいくらくらいかかる?

教育資金については、子どもを将来的に何人欲しいかによっても大きく変わってきます。

幼稚園

保育園に入らせたい家庭もあると思いますが、ここでは幼稚園に入園した場合に必要になってくるお金について、解説します。

幼稚園は3歳~5歳まで通園した3年間のお金です。

公立 私立
682,117円 1,445,385円

こう見ると、私立は公立の2倍以上かかります。

地方は私立幼稚園自体少ないですが、都会だと多いので入園させたいというお父さん、お母さんも多いのではないでしょうか。

私立は、公立と比べたときに授業料や幼稚園に納付するお金が特に多くかかります。

ちなみに一番お金がかかる年齢は、公立私立ともに5歳時でした。

小学校

小学校についてです。

公立 私立
1,934,173円 9,164,628円

小学校は6年間通うということもあり、公立私立でかなりの差が生じます。

私立は公立の5倍近くお金がかかります。

公立では6年の時に、私立では1年の時に多く学習費がかかります。

こちらも私立は授業料や学校に納付するお金が特にかかります。

小学校を私立にしたいというお父さん、お母さんはなるべく早くからの教育資金の準備が必要になってきます。

さらに、この時期になると習い事をさせたいというお父さん、お母さんは多いと思います。

習い事の月謝がいくらぐらいになるかまで考えられたら、素晴らしいと思います。

中学校

次に、中学校の3年間にかかるお金についてです。

公立 私立
1,433,090円 3,979,521円

中学では私立は公立の3倍近くかかります。

中学でも私立は授業料や学校納付金が多くかかります。

先ほどの習い事に関連して、高校受験のために学習塾に通わせたいお父さん、お母さんも増えてくるでしょう。

学習塾も今や形態はさまざまで、通塾、オンライン、通信教育があります。

それぞれで金額も変わってきます。

高校

次に、高校についてです。

高校については、私立に入学する人も多くなってくると思います。

公立に入らせたいと思っていても、入学試験が通らなかったら、私立を考えなければなりません。

公立 私立
1,351,336円 3,109,805円

高校でも、私立は授業料や納付金が特に多くかかります。

私は私立高校に通っていましたが、県外まで通っていたので電車の定期券代がかなり親の負担になっていたのは目に見えて分かっていました。

高校時も学習塾のお金について調べておいた方が良いでしょう。

幼稚園から高校まで総じて、私立は公立よりも多額のお金がかかってきます。

なるべく充実した、公立では受けられないような授業を受けてもらいたいと考えるお父さん、お母さんは多いと思います。

小学校を私立にしたら次の中学、高校も私立に通わせたい、と感じてくるかもしれません。

ただ、私立の学習費については学校によって大きく差が開くところなので、気になる私立学校については、なるべく早い段階で情報を収集しておいた方が良いでしょう。

大学

次に、大学にかかるお金について見ていきます。

4年制大学に通った場合の4年間にかかるお金です。

国立 私立(文系)
(自宅)5,243,000円

(一人暮らし)8,123,000円

(自宅)6,684,000円

(一人暮らし)9,332,000円

教育費の中で一番かかるのが、大学時です。

国立、私立では大きな差がありますし、実家から通うか一人暮らしをするか、一人暮らしでもどこの地域の大学に入学するかによっても変わってきます。

私立は文系、理系でも大きく変わります。

私は都内の私立に通っていましたが、家賃だけでおよそ4,000,000円近くかかりました。

大学は授業を受けるのに教材を購入しなければならないので、年度のはじめは特にお金がかかります。

さらに、大学に通わせたい場合、大学の授業料や家賃の他にも、入学試験を受けるのにお金もかかるため、そのことも考慮しなければなりません。

センター試験もお金がかかりますが、私立は1試験で30,000円以上はかかります。

いくつも併願することになると思うので、入学試験代だけでも100,000円は超えるでしょう。

交通費、ホテル代もかかります。

このように、大学に通わせるためには多額のお金がかかりますので、将来大学に進学させたいかどうかは、子どもを出産する前には考えておいた方が良いでしょう。

大学に進学させるかさせないかで、準備するべきお金は大きく変わってきます。

住宅のお金

次に、教育資金以外のお金について解説していきます。

住宅のお金も教育資金と並んで大きなお金になってきます。

将来的にマイホームが欲しいのか、賃貸にするのかでも必要なお金は変わってきます。

ここでは住宅を購入する際のお金について解説していきます。

住宅を購入するときには、頭金などが必要になってきますが、その後大きな負担となるのが住宅ローンの返済です。

政府のデータによると、2015年度の住宅ローンの年間の返済額は平均およそ1,330,000円となっています。

住宅ローンは30年ほどかけて返済していくものです。

もちろん返済方法などによって、返済額は異なってきます。

「住宅ローン シミュレーション」とネットで検索するとご自身の場合の返済額をシミュレーションできますので、ぜひ計算してみてください。

その他にも、転職を考えているという人は、転職することによってどのように家計に影響してくるかも計算しておいた方が良いでしょう。

参考サイト⇒文部科学省「結果の概要-平成28年度子供の学習費調査 2.調査結果の概要」生命保険文化センター「大学生にかかる教育費はどれくらい?」e-Stat政府統計の総合窓口「問21-1 住宅ローン年間返済額」

出産前(出生前)から入れる学資保険おすすめ5選

最後に、出産前から入れる学資保険を4つご紹介します。

ソニー生命、かんぽ生命、JA共済、明治安田生命、日本生命の商品について、それぞれどういった特徴、違いがあるのかに焦点をあてて解説していきます。

ソニー生命

ソニー生命は、「学資金準備スクエア」という商品名です。

「学資保険といえばソニー生命」と思う人も多いのではないでしょうか。

人気なだけあって、専用のサイトも非常に情報量が多く充実しています。

学資金準備スクエアは、受け取り方を3つの型の中から選べます。

・Ⅰ型 中学進学時、高校進学時、大学進学時と広い範囲で準備できる。
・Ⅱ型 大学などの進学の時期に絞って準備できる。
・Ⅲ型 大学などの進学後毎年準備できる。

ただし、ここで注意したいことは、出産前から加入する場合Ⅲ型のみ予定日の91日前からしか加入できません。

通常の140日前と期間が短くなっていますので、気を付けましょう。

保険料の払込期間も重要です。

保険期間(満期がいつまでか)によって、保険料の払込期間も変わってきます。

例えば、20歳満期のⅠ型の場合、10歳まで、15歳まで、17歳までの3つの中から選べます。

学資金準備スクエアのサイトでは、保険料や返戻率のシミュレーションもでき、子どもと契約者の生年月日を入力することで、さまざまなプランを一度に見ることができます。

参考サイト⇒ソニー生命「学資金準備スクエア」

かんぽ生命

かんぽ生命は、「はじめのかんぽ」という商品名です。

かんぽ生命でも学資保険を販売していることを知っている人は多いでしょう。

はじめのかんぽの受け取り方は、3つあります。

・大学入学時
・小中高+大学入学時
・大学入学時+在学中

ソニー生命のように大学に限らずその前の段階での準備にも適している商品ですが、小学校入学時にも受け取れるのは1つの特徴です。

保険料の払込期間は、それぞれ12歳まで、17歳まで、18歳までとなっています。

さらに、大きな特徴としての、子どもが入院した時、手術を受けた時、放射線治療を受けた時に給付金を受け取れる特約も付加することができます。

入院に関しては、日帰り入院も含まれます。

シミュレーションサイトもあります。

参考サイト⇒かんぽ生命「学資保険 はじめのかんぽ」

JA共済

JA共済は、「こども共済」という商品名です。

学資保険を選ぶ際には生命保険会社のものを選びがちですが、JA共済でも取り扱っています。

こども共済には、「学資応援隊」と「にじ」と「えがお」があります。

「学資応援隊」は受け取り方が、「中学プラン」「高校プラン」「大学プラン」の3つあります。

それぞれ満期をいつにするかで共済掛金の払込期間も異なり、例えば、大学プランの22歳満期だと払込期間は12歳までか、15歳まで、18歳までとなります。

こちらもシミュレーションのサイトがありますので、見積もりを簡単に出すことができます。

参考サイト⇒JA共済「こども共済」

明治安田生命

明治安田生命は、「つみたて学資」という商品名です。

つみたて学資は、明治安田生命が数年前に発売を開始した「かんたん保険シリーズライト」の1つです。

つみたて学資の受け取り方は1つのみで、大学入学時から4回にわたって受け取れます。

保険料の払込期間は10歳までか、15歳までとなっています。

上記3つと比べると、シンプルな仕組みとなっています。

こちらも簡単にシミュレーションできます。

参考サイト⇒明治安田生命「つみたて学資」

日本生命

日本生命は、「ニッセイ学資保険」という商品名です。

プランは2つ
・こども祝金なし型
・こども祝金無あり型
があります。

大学入学など、将来のまとまった教育資金準備にと考えている方が多いようで、こども祝金なし型の方が人気です。

ニッセイ学資保険も簡単にシミュレーションできます。

参考サイト⇒ニッセイ学資保険|日本生命保険相互会社

まとめ

以上、学資保険の出産前からの加入についてでした。

保険料、保障の面からも学資保険は出産前に加入した方が良いと思います。

出産前に加入するとなれば、早い段階で何社か比較してシミュレーションをしたり、パンフレットを取り寄せたりすることしなければなりません。

私は大学入学時に、お父さん、お母さんが自分のために学資保険に入ってくれていたことを初めて知り、すごくうれしかったです。

ぜひ子どものために出産前の加入を検討してみてください。

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